no title

10年以上も前に脳梗塞で倒れた友達に15年ぶり位に会う機会があった。
彼のお父さんの方から「もうすぐ息子も復帰します。今リハビリしてます」と10年以上言われ続けた。彼からは全く音沙汰がなかった。
これは相当悪いんじゃないか?とずっと心配していたが、
目の前に現れた脳梗塞で死に掛けた男は意外にもヒョウヒョウと生きていた。
言わなければ、病気をしたことは分からないだろう。しかしついこの前まで杖をついていたし、目もあまり見えないらしい。
「いやぁ〜病気で倒れた時は、バファリン飲んでも頭痛くて」などと病気を発症した時のことはよくしゃべるのだが、リハビリのこととなるとあまりしゃべらない。
20代から30代40代になった今も、リハビリに費やしていたことを言いたがらない。
「金がない」「彼女欲しい」とか言ってたけど、ぼんやり前向きに生きていることだけは分かった。
誰でも悩みを抱えて生きている。人はいろんなマイナス要因とともに生きてるのだなあ。

今の気分。この映画がすごく見たい。『明日、君がいない』
http://www.kimigainai.com/
(いきなり音出ますよ)