プチ留学と農村留学

マイケル・ジャクソン死んじゃいましたね。
あそこまでいったトップスターは早死にだろうと予想してたので驚きはしませんでしたが、なかなか感慨深いものがあります。80年代育ちですから。



ものすごい話しが変わりますが、80年代の終わりから90年代、OLたちの間でプチ留学が流行ったことを覚えていますか?
その頃は今と違って、適当に仕事していてもある程度お金が溜まって、その金をつぎ込んで、現地の語学学校へ入って勉強するのだ。これはなかなか楽しそうで、私もぜひしたいもんだ、と思ったが、結局一ヶ月くらいかけてタラタラ旅行するくらいで終わった。まあ、それも結構金を使ったが。

で、彼女らはその後どうしたかっていうと、結局留学したことで気が済んで、1年くらいで帰ってきて、また前と同じような仕事をして、普通に結婚していった。

今これと同じようなことが起こっている。何かって、農村留学だよ。日本の田舎へ行って農業をお手伝いする。留学というより、農業実習というべきか。普通の元OLさんが多くいると聞くが、結局これも「自分探し」なんでしょう。

でも田舎暮らしってそんなに甘いものかしら。
ましてや子育てしながら、自給自足なんて出来ないでしょう。
「今日は面倒くさいから子どものご飯はコンビニ弁当よ」とか出来ないし、医者に行くのも車で何時間とかやってられないんだろ。私がシリーズで見ているフジテレビのノンフィクスで「われら百姓家族」のお母さんは、子ども5人置いて出て行っちゃっている。この家族は都会から田舎に移り住んで、ほぼ自給自足して暮らしている一家の物語。

結局田舎で農業の真似っこを満喫しているお嬢さんたちもOLのプチ留学と同じく、気が済んで帰ってきてるんじゃないですかね?1年くらいで。誰か知ってたら教えて!